知られざる「リフォーム会社経営のリアル」に迫る新企画をスタートする。第1回目はリフォーム代金回収の実態だ。事業者によって、請求のタイミングや割合はさまざま。各社どのようなルールで代金回収を行っているのか調査した。
ワーキング・ビー
100万未満は事前請求なしで、完工後100%
ワーキング・ビー(大阪府八尾市)では、100万円未満の工事であれば、工事前請求は一切せずに、工事後100%請求としている。ただ、工事単価が100万円を超える場合は、着工時に3割を請求する。
支払いは銀行振り込みが9割以上。工事完了引渡証にサインをしてもらった後、事務所に戻って請求書を送るという流れ。なお、支払期日は請求後30日以内に設定している。現金手渡しの会社も少なくないが同社では、トラブル回避のためこの方法は推奨していない。「預かったものを落としてしまう、なくしてしまうといったようなことがないようにするためです」と星野宇広社長。
入金管理は事務・経理担当が日次管理をし、入金された場合、社員が参加するグループLINEで共有をする。社員は自分の担当顧客に御礼の電話を入れる。星野社長は「極力リアルタイムで共有して、担当者がすぐにお客さんに
『ありがとう』と言えるようにしています」と話す。なお、未収入金などについては月次で管理している。
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