図面作成のオフショア化をサポート
発注から48時間で図面やパースなどのプレゼン資料が納品される―――。これを実現する「オフショア化」をサポートする会社がある。オフショア化とは、自社の業務の一部を海外企業に委託すること。サポートするのは北海道のハウスメーカー、ロゴスホームのグループ会社であるプラプロ(北海道河東郡)だ。導入企業は同社のサポートを受けながら、フィリピンの制作チームに業務を委託できる。
パースなどの作成をフィリピンに委託できる
「営業が手書きした図面だけで、設計がいなくても提案ができるようになります」とオフショア事業部長の竹田純氏。同社独自の受発注システム「セールスブレイン」上で図面や提案資料の作成を発注すると、48時間でデータが納品される。
このスピード納品を実現するために、導入後には1カ月かけて仕組みづくりを行う。現地のスタッフとともに打ち合わせをしながら、構造や仕様、設計のルールと依頼方法のマニュアル化などを行う。導入費用は120万円で、月額の利用料が35万円。図面制作のルールと使用するCADソフトは導入企業のものにあわせている。
オフショア化を進めることで生産性を上げ、人手不足も解消できる。「プランが決まったら連絡しますという営業の方も多いと思うのですが、48時間後にできあがることがわかっているので次回のアポイントも決めやすく、スピーディーに商談ができます」と竹田氏。イメージの相違による施主とのトラブルをなくすために動画制作も取り組んでいる。
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