ゆとりフォーム(東京都板橋区)のチラシ反響率が高まっている。以前は5000分の1を切ることがなかったが、現在4000台分の1の反響となっており、大澤洋昭社長は「WEBとの相乗効果が出ているのでは」と理由を話す。

チラシで反響率が増加
2年ほど前からWEB集客に力を入れ始めた同社は、チラシに偏っていた宣伝広告費をリスティング広告、SEO対策といったホームページ強化にシフトしている。現在の引き合い獲得割合はWEBが4割を超えてきており、将来的には5割までその数を引き上げたい考えだ。
こうしたWEB強化に伴いチラシ配布枚数は減らしたが、ここ3カ月反響率が高まっている。特にチラシの記載内容、レイアウトの変更はしていないので、WEBを絡めた複合的な販促効果が出てきているとの予測だ。
来年に向けては、先月行ったコンロ割引の引き合いが多かったことから、安売りのキャンペーンをかける予定をしている。
「10月に1ヵ月間限定のキャンペーンを行い、1種類のコンロの価格を6万6800円から5万9800円に値下げしました。特に大々的な告知はしていないのですが、販売数が通常の5〜6倍に上がりました」(大澤社長)
前期の売り上げは86億7000万円。今期は90億円突破を目指す。

最新記事
この記事を読んだ方へのおすすめ
-
1655号(2025/07/07発行)9面
-
WEB限定記事(2025/07/03更新)
-
1654号(2025/06/23発行)25面
-
1654号(2025/06/23発行)31面
-
1654号(2025/06/23発行)21面