テレワーク需要見込みモデル店も
新型コロナの第3波が到来する中で、集客イベントを縮小するリフォーム事業者が増えてきた。緊急事態宣言時は各社がイベントを自粛。その後、少しずつ解禁してきて、中には平常運転に切り替わったばかりの事業者もいた。だが、ここに来て再び規模縮小か、自粛か迫られる事態となった。
低単価リフォームに切り替え増える
新型コロナ感染者が急増している北海道。地元でリフォーム事業を展開するアルティザン建築工房(札幌市)の新谷孝秀社長は危機感を募らせる。同社は全面改装に強く平均単価は1000万円前後。月2回ほど行う現場見学会を軸にデザインや性能を体感してもらうことで受注に結びつけている。
11月16日に開催したオープンルームには満員の16組51人が来場。コロナ禍だが引き合いは旺盛で受注は回復傾向にある。だが、感染者急増でイベントを縮小するべきか判断に迷っている状況だ。
「今は1日16組までに戻していますが、今年3月以降4組を2日に分けて開催したり、8組にしたり、人数制限をしてきました。また制限するのかどうか、悩ましい」(新谷社長)。10月には「サスティナくん」という性能向上リフォームを施した自前のモデルハウスをオープン。見学会とモデルハウスで、感染対策をしつつ受注も増やしていきたいと新谷社長。
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