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丁寧な見積書で成約率7割テクノ

丁寧な見積書で成約率7割 テクノ

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塗装に強みを持つテクノ(埼玉県さいたま市)の成約率は6~7割。相見積りになった時、他の業者に比べて単価が2割ほど高いにもかかわらずユーザーが同社を選んでいるのは、リフォーム内容をわかりやすく書類で説明しているからだ。

同社がリフォーム提案の際にユーザーに手渡す書類は、見積書、診断書、提案書の3種類。
診断書は施工箇所を写真付きで、そこにどのような問題があり、このままではどのような問題が起こるかを説明する。提案書はそれに基づき、使用する建材、工法を解説する。また一般ユーザーにはわかりにくい工法も、そのイラストを載せることで理解を促している。これらの内容は、A4用紙で10枚ほどの資料になる。

見積書はこれらの施工内容を施工箇所と使用する建材ごとに費用を記載する。施工内容によるが、高額なリフォームの場合は10ページほどの冊子にまとめる。
「受注を獲得するためには、施工内容についてしっかりと理解してもらい、安心して依頼できる業者であるとユーザーに信用してもらうことが大切。書類でわかりやすくまとめているので、お客様の理解も早く、すべて説明しても1時間程度で済みます」(関口克己社長)

同社の売り上げは2億円で、従業員は7名。

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