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リフォームビジネストレンド2021《工事》職人育成は最重要な投資

リフォームビジネストレンド2021《工事》職人育成は最重要な投資

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リフォームビジネストレンド2021

テーマ:工事

リフォーム事業を伸ばすには施工力や工事体制の強化は欠かせない。職人不足が深刻化する中、自社で採用、育成に取り組む事業者が増えつつある。また、職人捜しサービスなども出てきており、あらゆる手で人材拡充に取り組む必要がある。

ワーキング・ビー
多能工6人、自社職人売りに年商5億円

リフォーム事業で約5億円を売り上げるワーキング・ビー(大阪府八尾市)。月間問い合わせ数は約250件で、年間1200件ほどの受注に繋がっている。10人の営業マンがいる会社だが、実はその内6人は施工も行う「営業兼職人」。同社では「リフォーマー」と呼ぶ。

リフォーマーはキッチン、トイレ、給湯器、洗面などの設備の据え付け工事に加え、水道工事、木工事(壁、床補修)、内装(クロス、クッションフロア貼り)、養生・解体工事ができるマルチなスキルを持つ。1人は電気工事もできる。例えば、床壁の内装変え付きのトイレのリフォームの場合、1人で現場に入り、全工事を1人で完工する。

また、キッチンの場合もI型キッチンを同じ型のI型に取り替えるというシンプルなリフォームであれば、リフォーマー2人が現場に入り、解体から引き渡しまで最短1日。予備日として工期を2日にはしているが、多能工2人が入ることで最短で1日で完工できる(既存キッチンの場合、工期3日で実質2日施工+予備日)。

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