限られた空間を最大限に生かした、快適で機能的なトイレリフォームのアイデアを紹介します。
CASE 1:技ありニッチで明るくナチュラルなトイレに
水と木工房 HGプランニング(東京都国立市)
高良 匠 代表
白いトイレが引き立つ大理石調の床
広さは1畳。全体的に明るく、清潔に見せようとするとどうしても無機質になりがちだが、随所に木目を加えることでやわらかい印象に。白いトイレが引き立つ大理石調の床が空間を引き締めている(1)。ペーパーや小物を収納する扉付きの棚を新たに設置(2)。手すりと棚付のペーパーホルダーは今では標準仕様(3)。
パンチング材を使った遊び心あふれるニッチ
パンチング材のイエローがアクセントのニッチ。お気に入りの小物をディスプレイして楽しんでいる。
広がりを感じさせるダウンライト
トイレ全体を照らす位置にダウンライトを埋め込んだ。明るくなり、天井の高さと、広がりを感じられるように。
お友達やその家族も多く集まるので、既存のトイレの暗い感じを何とかしたいとの要望がありました。そこでブラケットタイプの照明を天井埋め込みダウンライトにして、全体的に明るくなる配置にしました。壁厚を利用したニッチにはポップな感じのパンチング板を取り付けて、明るく元気なイメージのトイレ空間を提案。縦型・横型の壁面収納も設け、 棚上にむき出しに置いてあったペーパーや小物を収納しています。床には大理石調のフロアを採用して、真っ白なタンクレストイレが引き立つ配色を考えました。

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