「安心・信頼できるリフォーム会社」を目指すことを目的とした研修会「第6回全国リフォーム合同会議」が2013年2月4~5日、パンパシフィック横浜ベイホテル東急で開催され、7社、40名が参加した。参加企業はさくら住宅(神奈川県横浜市)、愛和商事(秋田県由利本荘市)、アクアシステム(山形県鶴岡市)、カメイ(宮城県仙台市)、グッディーホーム(東京都武蔵野市)、フクマツ(宮崎県宮崎市)、住まい工房やまぎし(福島県福島市)。

人材教育をテーマに定期開催される合同会議
会議のテーマは「自分を知る・会社を知る」。1日目は社員を6グループに分けて、約4時間にわたりディスカッション。メンバーは営業・工事など現場担当者。
「自分を知る」というディスカッションの中で参加者は、「自分にとって会社はどんな存在か」「会社の中で自分はどんな存在になるべきか」「自分が社長なら自分を採用するか」といった議論が交わされた。「会社を知る」をテーマにした議論では「自社の強み・弱み」について検討を行った。
メンバーの意見をまとめ、2日目の午前中に各グループがそれぞれ15分間の発表を行った。
Aグループ発表者のグッディーホームの工事担当、千葉昌生氏は「経営に受け身のメンバーが多かった。これは会社の弱みになる。変えていかなければならない」と話した。
グループBのさくら住宅本店店長代理、矢光健悟氏は「スタッフひとりひとりが、経営者目線に立ち、会社を良くしていこうという考えで意見がまとまった。会社は、人との出会いを通して刺激し合い、向上させていく場。社員みんなで理念を伝え合い同じ考えを持つ必要がある」と話した。
2名の営業担当者と参加した愛和商事の渡辺公美子社長は「違う価値観を持った会社の社員同士が一つのことについて話し合うことで気付きを得られる場」と話す。
さくら住宅の二宮生憲社長は、「この会議はテクニックを学ぶ場所ではなく、社員のマインド、心構えを変えることが目的。いろいろな人の意見、話を聞くことで変わる」と語った。合同会議は3カ月に1度のペースで行われる。
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