ミツモア、累計依頼数100万件を突破リフォーム依頼が8000件超え

見積もりプラットフォーム「ミツモア」を運営するミツモア（東京都千代田区）は、2017年3月22日の最初の依頼から2021年10月14日までの累計依頼数が100万件を突破した。中でもリフォームについては、今年3月に5000件だった依頼が9月は約8000件となった。

見積もりプラットフォーム「ミツモア」

ミツモアは、一般の人たちが希望する条件などの簡単な質問に答えるだけで、最短5分で最大5件の相見積もりを届けるシステム。30のカテゴリー、300のサービスが登録されており、リフォームだけでも約60のサービスを提供している。

「コロナ禍による巣ごもり需要で、自宅の中を快適にしたいというニーズが顕在化するのではないかと考え、リフォーム領域に力を入れたのが、今回の依頼増加の要因だと思います」（石川彩子社長）

依頼として多いのが、クロスの張り替え、ドアの交換、フローリングの張り替え、トイレのリフォーム。ミツモアを利用すれば、条件に合った最大5社から見積もりが届き、業者探しの手間を省くことができるだけでなく、相見積もりも取得でき、過去の口コミ評価も同時に見ることができるのがメリットだ。

また、業者側もより簡単に集客が可能となり、見積もり作成の手間を省くことができる。システム導入費や年会費が一切かからず、成約した場合に手数料が徴収されるシステムのため、初期投資なしで利用することが可能だ。カレンダー機能が搭載されているので、隙間時間に効率よく仕事を入れることができる。

現在、登録しているリフォーム業者は約2000社。

今後は大型工事の領域の取り扱いも検討している。