マンションリノベの規格活用進む
リノベーション住宅推進協議会(東京都渋谷区・山本卓也会長)は、同協議会が定める「R1住宅」適合件数が累計1万件を突破したと発表した。
「R1住宅」とは優良なリノベーションの統一規格「適合リノベーション」のうち、区分所有マンション専有部に関する品質基準を満たすもの。給排水管や電気、ガス、防水、下地など13種類を重要インフラと定め検査基準を設定しており、重要インフラは2年以上の保証を義務付けている。また、工事の内容は図面と共に住宅履歴情報として保管され、適合物件には「R1住宅適合条件報告書」が発行される。現在、同報告書の発行会社数は累計100社を超えた。
この「R1住宅」は2009年9月より運用を開始し、2012年度は3,000件強の適合件数となる見込み。年々その数は増加傾向にある。

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