電話による物件仕入れ
戸建て住宅の再販事業を主体するダイニチキャピタル&ホープ(北海道札幌市)は物件仕入れチャンネルの開拓のため、エンドユーザーへの直電話による売却交渉を開始した。
同社では中古住宅の仕入れは不動産会社を通じて行うことが一般的であったが、直接ユーザーからの物件を仕入れるルートを構築するべく、札幌の手稲前田地区を対象として、専任担当者が日々電話がけを行っている。
「思ったよりもすぐに電話が切られることがなく、話を聞いてもらえています」(佐藤信也社長)
まだ、実際に物件の買い取りには至っていないが、「将来施設に移るときに考えたい」など、良い反応も出てきている。佐藤社長は物件仕入れのほか「地域の情報をいち早く察知することも狙い」と話す。
ダイニチキャピタル&ホープは年間30~40件の再販事業を行っており、他事業と合わせ今期グループ売り上げとして14億円を見込んでいる。

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