自治体の空き家対策サポートする企業「空き家活用」、専門アプリも提供

空き家問題で頭を悩ませる自治体も多い。空き家活用（東京都港区）では、そのような自治体向けに、アプリや相談代行のサービス「アキカツ自治体サポート」を提供している。

専用の調査アプリも提供

東京都世田谷区では「せたがや空き家活用ナビ」を住民に告知。メールや電話で来た空き家相談に、空き家活用の担当者が対応する

提供しているのが、アキカツカウンターというサービスだ。これは空き家の相談窓口のこと。

空き家に残っている家具などの片付けの相談に加え、売却や賃貸として貸し出す、といった相談にも対応する。さらに行政の届け出などもサポート。

片付け事業者や司法書士、弁護士も紹介。売却の場合は不動産事業者、リフォームが必要なら施工事業者を紹介する。事業者が相談者と成約した際に同社が手数料を得る。空き家に悩むオーナーと専門家を繋ぐことでき家の数を減らす。