リフォーム業界実態調査
キッチンリフォーム
施工(業者選定・日程調整)編
モリハウス(群馬県渋川市)は人柄を重視して職人を選んでいる。その結果、創業4期目ながら売上高の約3割がOBからのリピート受注となった。
人柄でも特に重きを置いているのは、協調性があるかどうか。同社のキッチンリフォーム工事は、連携して行う作業が多い。養生は同社の現場監督だけで終わらせられるが、2人の解体業者にも手伝ってもらう。そのためゴミ片付けも含め30分程度で終了する。その後解体業者が3時間ほどかけて解体をした後、水道業者と電気業者が1人ずつ来て、水道工事と電気工事に入っていく。
「2時間ほどかけ同じ場所でそれぞれ違う作業を行うので、相手がスムーズに仕事できるかお互い配慮しないと成り立ちません。何か部材の持ち運びやちょっとした手伝いなどは声を掛け合いながら行ってもらいます。どんなリフォームも1人ではできませんので、他の職人と協力し合って取り組めるかは見るべきポイントです」と森雅行社長は話す。

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