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オヘソファクトリーがコンセプト型家具・雑貨店を運営する理由

オヘソファクトリーがコンセプト型家具・雑貨店を運営する理由

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自社のブランドイメージを強調したいと、独自の手法をとるリフォーム会社がある。年間3億4000万円の売上高があるオヘソファクトリー(神奈川県厚木市)だ。ブランディングのため、セレクトショップ「ILLGATE(イルゲート)」の運営に力を注ぐ。

オヘソファクトリー 閉鎖的にならず、かつ住宅にこだわりたい層が入店したくなる外観をイメージ閉鎖的にならず、かつ住宅にこだわりたい層が入店したくなる外観をイメージ

販売のみで年間3000万円超売上

店内では70社以上から仕入れた家具と雑貨を販売し、年間3000万円超売り上げている。商品を仕入れる際は、店舗のコンセプト「アメリカンヴィンテージ」に合うかを重視する。特に売れ行きがよいのは、カラフルなソファーや個性的な形状の照明器具、ベッドやダイニングテーブル、柄のラグなど数万円台の家具だ。平均購入単価も1万円台と高い。大手家具メーカーにはないデザインの商品が手に入ると好評だ。週末2日間で2万円台の照明器具が、5~10台売れることも珍しくない。ほかにも食器やアロマディフューザー、観葉植物など雑貨も扱う。プレゼント購入目的で訪れるお客さんもいる。

オヘソファクトリー 70社ほどから仕入れた商品を販売70社ほどから仕入れた商品を販売

同社のメイン事業は、売上高の6~7割を占める店舗設計だ。住宅改修では500万円以上のリノベーションに注力し、年間1億円売り上げている。店舗・住宅どちらのリフォームでも、室内に合う家具を選ぶトータルコーディネートを得意としている。以前はお客さんと家具屋を回っていたが「同じような店舗に行くことが多かった」と藤江大樹社長は振り返る。

「私自身も好きで男性に人気のある、アメリカンなデザインの空間にしたい方が多いです。それなら雰囲気を統一した家具屋を自社でやれば、お客さんも選びやすくなると思いました。JOURNAL STANDARDの商品を県内で唯一正規販売店として取引ができ、他社も話が進んでいきました」と藤江社長はオープンのきっかけを話す。

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