システムキッチンはデザインや効率性が追求されたモデルが多いが、料理や洗い物の作業効率を高めて快適に行えるかは、シンクと排水口へのこだわりが重要なポイントになる。
クローズアップ建材 キッチンの基礎知識
最近のシンクは、シンクと排水口が一体成型で継ぎ目がないものが主流になっている。排水口との間には汚れがたまりやすく、掃除のしづらい場所だ。そこが一体になっていることで、継ぎ目や凹凸がなくなった排水口は汚れがたまりにくく、手入れもしやすい。
また、排水口の位置や形状を工夫することで、水の流れもよりスムーズになっている。これにより、大量の水を流した際に排水口からあふれたり、シンクに置いた大きな調理器具が水の流れをせき止めたりといったことが解消されやすい。
作業性と清掃性、水流に優れているかどうかが、使いやすいシンクかどうかの決め手になるといってよいだろう。
- 徹底的に汚れを溜めない構造
- ラクするーシンク[パナソニック]
- (1)カウンターとシンクの接合部の隙間がないので、清潔に保てて掃除が楽。(2)排水口もシンクと一体成型で汚れが溜まりにくく、上に乗るアミカゴもゴミが集まりやすく、捨てやすい。

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