住宅の建設やリフォームを手がける住協グループ(埼玉県所沢市)は、「人生100年時代」に対応した次世代モデル住宅を建てる。場所は東京都練馬区。2023年6月に4棟が完成する予定だ。人生100年時代に対応するモデル住宅とは、居住者の年齢に合わせて変化を加えられる可変性の高い家のことだ。
100年人生対応型の住宅のプランの例。あらかじめ外階段とエレベーターを設置し、将来プランでは2階にキッチンを後から取り付ける
可変式モデル住宅を建設
その大きな特徴のひとつは、外階段がついていること。あらかじめ外階段をつけることにより、内装リフォームの際、容易に間取りを変えることができる。階段の位置を後から変えるとなると、大きな工事が発生するため、建て替えたり大がかりなリフォームが必要になってしまう。あらかじめ階段を外側に設置することで、例えば将来、子供が巣立った後にも簡単なリフォームで同じ家に住み続けることが可能になる。

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