外壁業者との差別化図る
札幌東急リフォーム(北海道札幌市)は、今月から外断熱と耐震のパック商品の発売を開始する。北海道ではニーズの高いサイディング外装リフォームにおいて、他の外装業者と断熱、耐震で差別化を図る考えだ。
断熱材として、ロックウールを採用し、70~120mmの断熱材を入れる。価格は現在検討中だが、住宅の坪数に合わせた定額制になる予定だ。
「フルリフォームを推奨していることもあり、これまでは外壁のみの施工は年間10件ほどでした。この商品で外壁のみの受注も獲得していきます」(鎌田直貴取締役店長)
商品のPRは折り込みチラシを中心に行っていく。またフルリフォームの完成見学会で、断熱改修の良さを実感してもらう考えだ。
同社は2年前から「パッシブ・モード」という住宅の全面断熱リフォーム商品を展開している。この商品は断熱性能(熱損失率)を4つに分けており、今年から営業を本格化させた。
同社の今期売上高は約4億円になる見込み。

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