フレッシュハウス(神奈川県平塚市)が愛知県での勢力を拡大している。愛知県初上陸から約半年、4月6日には「岡崎店」をオープンさせ、県内3店舗体制となった。引き続き今年中に最低2店舗の出店を予定しており、さらなる攻勢をかけていく。
同社が愛知県に初出店したのは2012年9月。愛知県内でも激戦区となる名古屋市の天白区に店を構えた。その後、今年2月に「一宮店」、4月に「岡崎店」と速いペースで拠点を増やしている。
2月にオープンした一宮店
出店スピードを速めている理由を愛知県エリアの総責任者、道山武史常務は次のように話す。
「1日も早くエリアを拡大していかないと認知度を高めることが遅くなります。現場からは人を育ててから店を作らないと、数字の積み上げが難しいとの意見もありますが、人材のスキルが向上してからでは、店舗展開が減速し、新しいポストも作れない。今は耐える時期だと考えています」
現在、営業人員は天白店と一宮店各5名、岡崎店4名で動いているが、人材採用を進め、各店営業6名体制とする考え。その上でOJTを基本とした人材教育を行い、1店舗あたり3億円の売り上げ達成を目指す。
「現在は各店をエリアがかぶらない15kmほど離し、展開していまして、今後の2店も同様の位置関係の場所に出すと思います。ちょうどオリンピックの五輪のマークのような店舗位置になると思います」(道山常務)
5店舗出店後は空白エリアを埋めるような形で、より店舗間が密接した立地での出店を構想中だ。

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