LIXIL(東京都品川区)は、8月のリフォーム売上高が前年同月比14%増に上向いていると発表した。4~8月の累計でも前年同期比11%増となる。背景にあるのは、窓製品の好調だ。瀬戸欣哉社長は決算発表の場で次のように報告。「昨年に比べて3倍というスピードで窓のリフォーム商材が売れていることで、過熱していることは事実です」
後押ししたのは最大200万円が補助される国の「先進的窓リノベ事業」だ。補助金の影響により同社の内窓製品「インプラス」は注文から出荷まで3カ月ほどの納期遅延が起きていた。10月30日時点ではこれが83%ほど回復している。
政府は、来年度も窓に関する補助金を継続する意向を示しており、瀬戸社長も期待を寄せる。「岸田内閣の方針とか、政府の各文書を見ても、そうした住宅の断熱、経済対策みたいなことは3年はやっていかなければならないと書いてありますので、補助金に関しては継続される傾向は高いと思います」
瀬戸欣哉社長

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