リフォーム・リノベーションや不動産仲介事業を手掛けるフジケンハウジング(愛知県岡崎市)は、前期売上20億4000万円、前年対比114%の成長企業だ。成長の要因は、同社が注力する「O2O(オーツーオー:Online to Offline)」のマーケティング戦略にある。
水回り・リノベ・買取再販に注力
水回り受注840件
住宅事業やビル建設・リゾート事業を手掛けるフジケン(愛知県岡崎市)のグループ会社である同社は、リフォームや買取再販など中古住宅に特化している。
改修事業は一般顧客向けに2ブランドを展開。水回りリフォーム中心の「フジケンリフォーム」と、大規模なリノベーションを請け負う「ファッションリノベ」だ。前期売上20億4000万円のうち、この2ブランドの売上が7億2000万円を占める。他に買取再販事業が8億2000万円、5億円はマンション等の大規模修繕などが続く。
水回りリフォームは前期5億7000万円、840件を受注。強みはコストパフォーマンスだ。西三河エリアでは、LIXIL秋のリフォームコンテスト、およびトクラスBd、クリナップラクエラの商品販売台数で4年連続1位を獲得。また新築事業を手掛けるグループシナジーも生かし、競合よりも安く仕入れることができている。

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