グッドハート、買取再販で多角化強化、1000万以上リノベも開始

リフォーム事業で年商4億3000万円を売り上げるグッドハート（熊本県熊本市）は、事業の多角化を図ることで、業績を伸ばす戦略を採用している。同社は太陽光発電システムの施工や外装リフォームをメインとしてきたが、最近は買取再販やリノベも開始した。

家具家電付きで販売

同社の買取再販物件。家具、家電を付け、ホームステージングをして販売する

同社の事業は主に4つ。太陽光などエネルギー関連のリフォーム、外装や内装のリフォーム、不動産、新築だ。加えて買取再販事業も最近始めた。

買取再販のビジネスモデルは、物件を1500万円以下で購入し、改修後に2500万円前後で発売する。全て戸建てで、前期は2棟売却。今期も3棟を計画。

販売物件の特徴は、家具と家電を含んでいること。エアコンやテレビ、テレビボード、ダイニングテーブル、ソファなどを付ける。「家具や家電があると生活のイメージが付きやすいです。パートさんでインテリア好きな人が、ホームステージングをして販売しています。買取再販を望む人は、既存の完成品を購入したい人が多い。リノベの打ち合わせや、家具を買うことが面倒な人です。こうすることで予想より高く売れます」と平田輝雄社長は話す。