本紙は建材卸・販売を手掛ける会社を売上順にランキング化したところ、1位はJKホールディングス(東京都江東区)となった。新型コロナの影響等で落ち込んだ各社の業績は力強く回復。売り上げ上位100社で対前年比が判明している会社の9割が増収となり、平均伸び率は8.5%増となった。
- 調査概要
- 各社の売上高は2022年12月~2023年11月の間にあった決算期の数値を基に作成。一部の企業は2022年10月決算期の数値。データは各企業が公表している数字や第三者調査機関のデータ、直接取材やヒアリングなどで得た情報を基にした。※1 木材建材事業の売上。※2 住設・空調・管材・建築・エクステリア部門の売上の合算。※3 単体(子会社除く)。※4 住宅・不動産関連事業の売上。※5 住建事業の売上。※6 住設関連事業の売上。※7 住設関連事業の売上。※8 配管建設事業を含む生活産業セグメントの売上。※9 単体の売上高。
JK、4000億円超え1位に
渡辺パイプ、住林がベスト3
1位は昨年に引き続きJKホールディングスだった。売上高は前年から8.2%増の4070億円。同社の最高売上高を更新した。中核のジャパン建材(東京都江東区)をはじめ、グループの総合力を生かした営業展開で増販した。
2位も前年と同じく渡辺パイプ(東京都千代田区)で13.4%増収の3803億円。住建事業が堅調だったことに加え、電工事業も伸長した。
3位は前回5位だった住友林業(東京都千代田区)。26.2%増の2737億円となった。合板や建材の拡販、バイオマス発電用の木質燃料の取り扱い拡大など国産材の活用に注力した。
なお、前回3位だったナイスは5位に下がったが、前年から3%増の2363億円。一方、今回4位の伊藤忠建材は20%の増収となり、伸び率が高かった。
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