住宅省エネ2024キャンペーン、交付受付開始事業者のPR合戦始まる

住宅の省エネ化や子育て世代のリフォームを対象とした国の補助金「住宅省エネ2024キャンペーン」（予算4215億円）の事務局は3月29日より、交付申請の受付を開始した。これに先駆け、リフォーム事業者各社が販促活動を本格化している。

事業者の販促活動、盛んに

※同社ホームページのスクリーンショット

設備交換に特化したリフォームECサイトを手掛ける交換できるくん（東京都渋谷区）は、補助金専用の特設サイトをオープンした。ガス給湯器やエコキュート、節水機能のあるトイレなど、同社が取り扱う商品の7割以上が補助金対象商品を含むことを受けてのこと。さらに同社は、複数の申請書類を無料で代理作成するといった補助金申請をサポートするサービスの提供を開始した。「弊社の商材ですと1商品のみで補助金を受けるにあたり最低限必要なポイント数を超えることはございません。例えばエコジョーズ給湯器と節水トイレと節水蛇口など、複数の商材を組み合わせることで補助金をもらえるポイントに達します。そうした事例をお客様に分かりやすくお伝えする必要があると考えました」（同社広報）