埼玉県エリアを中心に「暮らしの省エネ」を揚げて活動している団体が1985省エネクラブむさしの国だ。昨年は認定NPO法人環境ネットワーク埼玉(埼玉県さいたま市)と連携し、小学校や団地の遮熱・断熱改修のワークショップを開催。小学校の遮熱改修ワークショップでは遮熱パネルを作成して窓に設置し、窓の表面温度が10℃低下した。
- 1985省エネクラブむさしの国・会員企業コーデザインスタジオ 小嶋直代表
- プロフィール
- 一級建築士事務所コーデザインスタジオ(埼玉県草加市)の代表を務める。省エネの啓蒙活動を行う団体Forward to1985 energy life(大分県別府市)に所属し、同団体の地域ネットワーク1985省エネクラブむさしの国で活動する。
児童ら30人参加
昨年夏、1985省エネクラブむさしの国は、埼玉県近郊の住まいづくりのプロが集まる団体さいたま断熱改修会議(埼玉県上尾市)と連携し、埼玉の小学校で遮熱改修ワークショップを開催した。プログラムの前半の座学では、東京大学大学院工学系研究科建築学専攻の前真之准教授が断熱材の効果などを説明。後半の実践では、参加者が校舎の窓に立て掛ける遮熱パネルを作成し、遮熱パネルによる窓の表面温度や体感温度の変化を体験した。
埼玉の小学校で遮熱改修ワークショップを開催した

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