リフォーム、新築を手掛けるクリエすずき建設(千葉県柏市)は、今年4月から地域の人を悪質リフォーム業者から守る取り組み「おうち110番の家」を始めた。悪質なリフォーム業者に「その場で点検させない!信じない!判子おさない!」の頭文字を取った「テン・シン・ハン」を合言葉にして広める。
悪質業者から地域を守る活動開始
相談窓口のボランティア募集
合言葉は「テン・シン・ハン」。ボランティアとともに地域を悪質リフォーム業者から守る
同社が考えた悪質リフォーム業者に対する予防対策は、当事者と行政や役所の間に、ボランティアの相談窓口と地元企業をはさむことだ。同社はボランティア相談窓口を募集して、家のフェンスなどに「おうち110番の家」の看板を設置してもらう。ボランティアは近所で悪質リフォーム業者が発生した時に、「おうち110番の家」の活動を伝え、同社への相談依頼のサポートを行う。相談を受ければ同社は、エリアは限られるが、無料で点検に向かう。問題があれば同社が行政に連絡をする。当事者、ボランティア相談窓口、同社、行政や役所でチームになって悪質リフォーム会社をバリアするイメージだ。見積の作成や工事の提案は、相談者からの依頼がない限り行わない。

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