8月6、7日(火、水)の2日間にかけて、リフォーム産業新聞社主催のプロ向けイベント「リフォーム産業フェア2024」が東京ビッグサイト西3、4ホールで開催された。来場者数は、過去最高だった昨年を303人上回る1万4391人だった。同日開催した賃貸住宅フェア、住まい×介護×医療展と合計し、2日間で3万3724人が来場した。出展社数は281社、464小間。性能向上リフォームやDXサービス、災害対応に強い商品などが一堂に会した。
災害対応、性能向上の注目度が向上
ユニーク屋根材
会場には約1万4000人が来場し、終始人が溢れていた
ブースには、建材からDXサービス、ツール、オリジナルキッチンまで幅広く並んだ。
近年の自然災害の増加や法改正を受けて、施工時間短縮や災害対応などをテーマに掲げた企業が多かった。田島ルーフィング(東京都千代田区)は、住宅用プレセメント付きのシングル屋根材「OHVAN(オーヴァン)」(写真①)を展示した。特徴は、屋根改修に適している点。例えば重さは11㎏/平米で、これは瓦の約4分の1、住宅屋根用化粧スレートの約3分の2と軽い。改修工事でも柱や梁の負担を軽減し、かつカバー改修を想定した設計なので加工もしやすく、比較的短い工期での施工が可能だ。
田島ルーフィングが展示した「OHVAN(オーヴァン)」
「プレセメントコロニアルという専用の接着剤が風力を受けやすい材料先端部に入っています。そのため、地震や強風に対しても安心です。カバー工法は板金一択、と思われていますが、この商品は選択肢の幅を増やします」(住建営業部住建宣伝課第2グループ、篠田健太郎氏)
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