リフォーム売上ランキングの上位企業の顔ぶれに変化が起きている。3つのトレンドを解説する。
ホームセンター好調、M&Aで拡大も
ECリフォーム業者、上位に続々登場
1つ目のトレンドはホームセンターが上位に数多くランクインし、各社売り上げを伸ばしていることだ。30位までに入っているホームセンターは5社もある。13位のカインズ(埼玉県本庄市)を筆頭に、17位コメリ(新潟県新潟市)、22位ジョイフル本田(茨城県土浦市)、23位コーナン商事(大阪府大阪市)、24位アークホーム(埼玉県さいたま市)と続く。
注目は140億円売り上げた、24位のアークホームだ。同社は「ムサシ」「ビバホーム」といったホームセンターを展開するアークランズ(新潟県三条市)のグループ会社。今年7月、神奈川県を地盤とした大手リフォーム会社フレッシュハウス(横浜市・リフォーム売上高65億円)の全株式をSOMPOホールディングス(東京都新宿区)から取得し、完全子会社化している。M&Aの理由について「更なる成長拡大」としており、今後ライバルのホームセンター以上の売り上げ規模になる可能性を秘めている。
2つ目のトレンドはEC事業者が上位にランクインしていることだ。同事業者はウェブサイトでリフォームの申し込みに対応し、商材に加えて職人まで派遣してくれるサービスを展開。
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