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UR賃貸で入居者が壁紙選び

UR 賃貸で入居者が壁紙選び

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 UR都市機構(神奈川県横浜市)は、入居者が自由に壁紙のデザインや棚の設置ができるサービスを9月から開始する。対象となるのは同機構が管理する晴海、経堂、品川にある3つの団地で、各団地5戸程度をめどに、新規入居者向けにサービスの募集を開始する。

壁紙や棚を選んで壁を好きにアレンジできる

壁紙や棚を選んで壁を好きにアレンジできる

 リビングの壁をカスタマイズできる同サービスはDIY商品の販売サイト「R不動産 toolbox」と連携して行う。同サイトは東京R不動産が運営するもので、入居者はサイトを見ながら好みの商品を自分で選ぶか、同サイトのデザイナーとメールか電話で相談しながら決めることができる。施工は入居者自ら行うことも可能だが、同サイトの施工サービスを利用することもできる。施工費用は入居時に支払うが、原状回復の義務はなく、その分の費用は発生しない。退去後は次の入居者が再びその壁をカスタマイズする。

 「2年前から入居者が自分で壁紙などを貼れる『DIY住宅』というサービスを展開してきましたが、『デザインを相談したい』、『施工までは自分でできない』などの声が上がっていました。今回商品を選ぶだけで部屋を自分の好みにアレンジできる取り組みとして同サービスをスタートさせました」(団地再生部団地再生計画チーム)

この記事の関連キーワード : DIY R不動産 UR 入居者 団地 壁紙 神奈川県横浜市

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