2002年に民事再生法適用を申請した殖産住宅相互のブランド「ホーメスト」が、工務店ネットワークとして復活する。ネットワークの組織化、運営を行うのはホーメストネットワーク(東京都墨田区)。
同社が手掛けるのは工務店の集客支援。地場工務店をネットワーク化し、「ホーメスト」ブランドを活用して共同集客を行っていく考え。今月から加盟店募集を開始。9月には第1弾の共同広告を行う計画。
殖産住宅相互は「Home homer HOMEST」というブランドで住宅事業を展開し、過去に55万戸の住宅を供給するなど高い実績を誇っていた。約30年前に使用されていたロゴを今回の共同集客では活用する。
ロゴも当時のものを活用
「工務店は外へ発信できる力がないと売り上げを伸ばせない。ただ、1社単位の単発の広告では限界があります。これを共同で、なおかつかつての高級ブランド住宅の象徴である『ホーメスト』ブランドを使って実施することで高い効果を発揮できるのではないかと考えました。初年度は100社、3年かけて1000社のネットワークにしていきたい」(森田靖英社長)。
共同広告については、雑誌、ラジオ、テレビなどを予定している。

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