新ブランド「Reno-Bloom(リノブルーム)」で今夏、リノベーション事業に本格参入した阪急不動産(大阪府大阪市)は、初めての見学バスツアーを9月21、22日に開催した。
両日で9組・23名が参加し、午前中にセミナーを受講、午後はリノベーション物件を2件見学して回った。「初めての試みでしたので、バスが物件前の路地まで着けず、参加者の皆さんを少し歩かせてしまったなど多少のハプニングもありましたが、リノベーションのことが良く理解できたといったお声を頂戴できました。すでに9組中2組が商談まで進んでいます」(同社広報担当・小谷綾子氏)
セミナー、昼食を終えて午後から物件の見学に(写真は2件目のフルリノベーションされた物件)
実際に見学した物件は、最初が吹田市のマンションで、築33年、77.9平米の一室。フルリフォーム済み、2080万円で売り出している物件だが、リフォームとリノベーションの違いを体感してもらうためにあえて案内した。
2件目は、兵庫県の中古マンション物件(築45年、108平米)を購入し、3LDKの間取りを2LDK+DENに1300万円かけてリノベーションしたケース。「実はこの物件は、当社の社員の自宅です。中古の良さがよく表れていて、部屋も広いし、管理も行き届いています。中庭の植栽もしっかり育っていて、ヴィンテージマンションの風格が備わっていますね。当社ではこうしたリノベーションに適したマンションの仲介を積極的に行っています」(小谷氏)
また、9月にはイベントを複数行い、14、15日の『阪急不動産の住まいの大相談フェア』でリノベーションセミナーを開催したほか、14~16日には「リノベーションEXPO2013関西」にも参加した。

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