桃栗柿屋(滋賀県東近江市)は、昨年末に設置した「顧客サポート部」でOB客の囲い込みを強化している。
顧客サポート部はOB客を対象としたサービス。1名のスタッフがOB客を訪問し、同社が行ったリフォームの設備点検やOB客の住まいに対する相談に応じる。また、希望があれば家具や大型家電の移動などの日常生活のサポートも無料で行う。 スタッフは修繕技能を持っているので、簡易的な修理はその場で行っている。
OB客との関わりを持つことで、OB客のリフォームニーズを掘り起こしていくことが狙い。「当社のOB客の6割が50代以上のシニア世代で、価格だけではなく、工事やアフターフォローへの信頼で次のリフォームを選ぶ傾向があるんです」(野々村新治社長)
同社のOB客は約2700件あり、現在は月20~30件のペースで訪問している。今後は顧客サポート部のスタッフの強化を検討している。現状1名のスタッフを2~3名に増やして、さらにOB客へ働き掛けていく。

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