ヤマモトホールディングス(千葉県松戸市)の、女性パート従業員のアフターフォローチームがOB客からの受注を集めている。工事件数で約200件、新規客との比率では、前期3割から5割まで伸びた。現在、アフターフォローチームは松戸店だけに設置され、2名体制で活動している。主婦のパートスタッフが1人当たり月間70件ほどOB客を訪問し、工事後の定期点検や住まいの相談を受けている。
「お客様も女性が多いので、スタッフも女性が対応した方が信頼関係を築ける」と話すのは、山本英明社長。外壁塗装の工事を行ったOB客から翌月にはトイレ工事を受注することもあったという。
「主婦ならではの視点で提案しています。例えば最新のトイレは従来の水の使用量の半分以下。お客様も主婦ですから、節水節約には関心が高いです。そのような、生活の視点からの提案がお客様の共感を得ています」(山本恭子エリアマネージャー)
同社は年内に新規出店を計画しており、女性パートスタッフの増員も検討している。前期リフォーム売上高は7億8000万円。今期は9億3000万円を目指す。

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