茨城県内に複数店舗を持つ関川畳商店(茨城県小美玉市)は、畳や襖よりもリフォーム商材に重点を置いた石岡ショールームを石岡市旭台に開設した。
既存の石岡店とは別の場所に構え、40坪の展示スペースにキッチン5台、バス2台、洗面台とトイレをそれぞれ4台、内装仕上げ材などを設置した。2013年9月28、29日のオープニングイベントには110組の来場があり賑わった。
オープニングイベントを2日間開催
関川恵一社長は「来場者のほとんどがOB客だが、110組中半分で現地調査の依頼を受け、非常に手応えを感じている。今回の店舗は9割5分をリフォーム商材で固めた。県内の水戸と筑波にはメーカーのショールームがあるが石岡にはなく、そのためリフォームの需要が見込めたこと。また、開設するのであれば消費税増税前の今だと思った」と話している。
一方、10月5日には新水戸店を移転オープンし、ショールームも新設した。石岡ショールームとは対照的にリフォーム商材は置かず、県内初とする畳と襖のショールームとなった。10月31日までの移転記念セールでは、畳工事前に室内を空にすると1部屋につき2000円を割引にしたり、期間内成約者には半額返しの金券をプレゼントするなどの企画を行っている。同社の直近の年間売り上げ高は5億4000万円で、「畳・襖」と「クロス・リフォーム」が半々となっている。

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