サン・リフォーム(山口県下松市)が2012年11月下旬から開始した家事代行サービス「まごころマザーズ」の開始から1年、同社は来期以降もサービスを継続して行う。
当初の初年度売り上げ目標5000万円には遠く及ばなかったものの、定期利用する顧客が多いことや、もともと地域活動の一環として取り組んでいることから継続を決定した。中村壽秀社長は「やめようとはまったく思っていません。損益を無視してでもサービスを続けたい。本業のリフォームが順調なので大丈夫です」と話している。
中村社長によると、家事代行の注文で多いのは「庭の草抜き、草刈り」と「留守中の家の掃除」で、いずれも定期利用が多い。足腰の弱ったお年寄りや20代の主婦などの依頼が多い。依頼件数は今年10月末までの約11カ月間で200件余り。依頼者の約3割がリフォームのOB客だ。
一方で7割を占める新規客のなかには、部屋の定期的な掃除の依頼から外壁塗装の受注につながったケースもあるという。

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