新潟県の中堅ゼネコン、福田組の100%子会社フクダハウジング(新潟県新潟市・栗原一俊社長)は、「秋の外壁リフォーム」キャンペーンを今秋実施した。契約金額60万円以上150万円未満で外壁工事の足場代が半額、150万円以上で無料となるもので、戸建て住宅を対象としていた。
同社によると、外壁に限らずリフォーム全般の動きとして、9月末までは消費税増税の駆け込み需要が多く、契約受注が金額ベースで前年同期比4割アップとなった。また、3月までの引き渡しで消費税据え置きとなる10月以降も契約が続き、前年を上回っている。
ただ、年内での工事予定は職人の数に限りもあり既にいっぱいで、新潟の地域特性として12月から雪解けの3月までは外装工事はほとんどできない事情から、11月以降の外装工事の受注は難しいとしている。
同社のリフォーム事業の売上高は、2012年12月期に4億9000万円(前期比124%)。今期も大型リフォームを中心とした個人向けリフォームが大きく伸長しているが、主にグループ内の工事を請け負う法人向けリフォームが事業計画の兼ね合いから縮小したため、全体としては5億円程度の着地となりそうだ。

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