リフォームのトラサン(埼玉県久喜市)の加須店が好調だ。今年1月に出店したショールーム型の店舗で、当初の計画では月700万円を見込んでいたが、現在月1000万円弱まで伸びている。
好調の要因は新規客が予想より集まったこと。出店当初は久喜店の頃からのOB客300件からの受注に期待していたが、新規客が月間8件、全体の4割を占めている。
新店の認知度向上のため、同店は月に1度、各部分に分けた相談会形式のイベントを行っている。1度の開催で20組弱の来店があり、8割以上の訪問アポイント、70%の成約率になっている。
「加須店は商圏10万人程度で、大手リフォーム会社がまだ力を入れていない地域。小回りの利く当社が、認知度を高めて優位性を確保したい」と久住和義社長は話す。
同社は3年後をめどにさらに出店を計画している。今期売り上げは3億8000万円を見込んでいる。

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