コラムホーム(神奈川県秦野市)は、近隣団地からのリフォーム受注が伸びている。昨年手掛けた一室の見学会開催以降、同じ団地から半年で4件受注があった。
団地は築年数30年程度の建物。平均単価は200万~300万円で、同社の中で客単価の高いリフォームになっている。結露やクロス裏のカビなどの問題のほか、キッチンや風呂などの設備機器の劣化が進んでおり、交換希望から内装リフォームにつながりやすい。
「新築当時に張られた柔らかい床を硬いものに替えたい人も多く、団地の皆様は同じ問題や悩みを抱えている人が多い」と樺島進一郎取締役副社長。見学会への参加者も29名いたことから、リフォームへの関心は高いと見ている。
リフォームをした団地は同じ築年数で600件あり、同社は今後リフォームの案内を強化することで受注を伸ばす考え。今月には団地内の集会所に住設機器を展示して、リフォーム相談会を行う予定だ。同社の前期リフォーム売り上げは1億5000万円。今期は2億2000万円を見込んでいる。

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