神奈川県の中堅ビルダーであるタツミプランニング(神奈川県横浜市)は4月7日、新卒社員の入社式を行った。
同社にとって新卒採用は1991年の創業以来初の試みで、これまでは即戦力となる中途採用に注力してきていた。しかし今後安定的に企業活動を行う上で中核となる人材、さらには人材不足が課題となっている建設業界を担っていく人材を一から育てる責務があるという思いから、新卒採用を開始。今回は3月に4年制大学を卒業した3人を採用し、建築工事部に仮配属で2人、本部へ1人を配属させた。
2週間の社員講師による社内研修(座学、OJT)の後、各部で業務を開始する。今後も新卒採用を本格化させ、2015年度は5人採用を予定しているという。
同社は新築住宅で年間400〜500件の施工実績のあるビルダーだが、今年から介護リフォームを本格化している。グループ別会社で展開する訪問看護事業では今年中に10店鋪オープンを予定。これを基盤に在宅介護者に向けたリフォームのビジネスモデルを構築していく意向で、併せて人員拡大も進めていく。

最新記事
この記事を読んだ方へのおすすめ
-
1654号(2025/06/23発行)31面
-
1654号(2025/06/23発行)21面
-
1654号(2025/06/23発行)21面
-
1654号(2025/06/23発行)17面
-
1654号(2025/06/23発行)25面