茨城県水戸市と宮城県仙台市の2拠点でリフォーム事業を展開する拓住建の新築事業が好調だ。
昨年10月の事業展開後、半年経たず3棟の受注を獲得しており、年間10棟を目標に事業を拡大していく。「消費増税でリフォーム事業が厳しくなると思いましたので、水戸市にはない屋上庭園付きの新築住宅を始めました」(野口順市社長)
商品名は「楽空(ラクウ)」。屋上に大きな庭がついている点が特徴で、家庭菜園やガーデンニングにも活用できる。商品開発は自社で行った。
屋上庭園付きの「楽空(ラクウ)」
事業開始と共にモデルハウスを水戸市見川に新設。人員はリフォームと兼務だが、営業2人、設計1人の3人体制で動いている。
新築住宅のラインアップは、この「楽空」のほか、住まい′S DEPO.ねっとが展開する「ヴィンテージハウス」の2本柱。販売坪単価は42~43万円ほどになっている。
同社の前期売上高は5億4000万円。リフォームポータルサイトのホームプロとOBリピート、紹介を中心に引き合いを獲得している。

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