理想の住まいイメージを形にするWEB上のノート―そんな思いをもとにした、SNS「ハウスノート」がこのほどオープンした。手掛けたのは、WEBでアウトレットタイルの販売を行うタイルライフ(大阪府岸和田市)。坪田充弘社長は「雑誌を見る感覚で見てもらい、情報整理に役立ててもらいたい」と話す。
コンセプトは「家づくりを楽しもう」。掲載された豊富な施工事例を基に、一般ユーザーが理想とする住まいイメージの具体化をサポートするのが「ハウスノート」の役割だ。
掲載施工事例はプロユーザー、一般エンドユーザーの両方があり、ユーザー登録をすると好みの事例を集めたり、分類やメモをとる機能を利用することができる。スタート時540人が登録、そのうち約200人がプロユーザーとなっている。
「元々、タイルのアウトレット販売をする中で、各タイルを使った施工事例を見たいという声が多かったのです。ただ、施主の許可などの問題で事例が集まりにくい状況でした。タイルに限らず広がりがあるSNSで施工事例の投稿が活発になってもらえればと考えています」(坪田社長)
利用によるフィーは、発生せず無料で利用できるのも利点。プロユーザーにとっては自らの作品PRを行うことができる。1年後には10万人の登録者数を目指しており、ニーズをもとに新たな機能を拡充していく方針だ。
SNS「ハウスノート」は無料で利用可能

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