おとぎ話に出てきそうおとぎ話に出てきそうな住宅をテーマにした「ファンタジーハウス」を手掛けるぬくもり工房(静岡県浜松市)は、独自の建築手法を伝える講習会「佐々木塾」を開講した。ファンタジーハウスは、ぐにゃっと曲がった屋根や壁のライン、アンティーク調の建材などが特徴的な住宅。最近の例では、「魔女の館」をイメージしたアパートが注目を集めている。

屋根や壁のラインが特徴的なファンタジーハウス
独特の外観で目を引くファンタジーハウスには、全国から建築の依頼や問い合わせが増えている。同社では、問い合わせに対応するため、全国で施工を行う工事店のネットワーク「ぬくもり工房ネットワーク」もすでに起ち上げた。
佐々木塾は、このネットワークに入る前段階の講習会。
「ファンタジーハウスを見よう見まねですぐに作ることは難しいので、この塾を用意しました。1年間全10回の講座で、コンセプトから設計の仕方、材料の仕入れ方もしっかり学べます」(佐々木茂良代表)
現在1期目のクラスが始まっており、来年からの2期生の募集も行っている。ファンタジーハウスは、新築住宅だけではなく、リフォームニーズにも対応できるとのこと。オリジナル色を打ち出して新築事業を始めたいリフォーム会社の塾生も、今後は広く募集していくという。

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