滋賀の有力リフォーム店、匠工房(滋賀県野洲市)がイオンに初出店する。
出店先は12月4日、滋賀県湖南市に新しくできるモール「イオンタウン湖南」内。サテライト店として活用していく。
新拠点の広さは11坪。小規模のテナントになるため常駐人員を1人とし、同社社員が当番制で勤務する。店舗名は「匠工房 住まいの総合カウンター」。リフォームに限らず、新築、不動産と住まいに関する悩みをなんでも相談できる窓口とした。
立地は本社の野洲店、守山駅前店、水口店の中間に位置しており、発生した案件は各店舗に振り分ける。月間リフォームで10件、新築で2、3件、不動産で5件の案件発生を目指す。
「商業施設への出店はエリアと場所によりますが、自然と集客できることが利点。広告宣伝費と考え、サテライト的な活用をしていきます。モールで働く従業員の方にも告知できる制度があるそうなので、それもメリットですね」(加賀爪宏介社長)
匠工房は、リフォーム、新築、不動産と住まい関連ビジネスをワンストップで展開。滋賀県、京都府の6拠点で、前期は約24億円(リフォーム売上高約11億円)を売り上げる。今年3月には水まわり商品だけを扱う専門店「リライト」を新設。今後は、「匠工房」と2ブランドで事業拡大を図る。社員は約80人。

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