沖縄県でリフォーム事業を展開するリード企画(沖縄県那覇市)はロイヤルハウス北部店として2014年1月に新築事業をスタート。10月までの10カ月で7棟を受注し、好調な滑り出しを切っている。新築事業における当初の年間目標は3棟。しかし、あれよあれよという間に目標の倍以上を受注し、目標を上方修正している。
同社の新築事業好調の理由の1つが他社との協力体制にある。
「同じロイヤルハウスに加盟している南部店と東店は他社ですが、非常に仲良くさせてもらっており、週1回の勉強会の開催、業務上の協力体制の構築ができています」(金城明社長)
木造住宅の割合が増加しているとはいえ、沖縄では大工、職人が不足しているため、3社で職人の融通も行う。また、営業面での協力も行っており、南部店の完成見学会に自社のお客さんを連れて行き、住宅の説明を行
うこともある。沖縄ではまだ少数派の木造住宅の提案において、しっかりとした説明が実棟を用いてできるメリッは大きい。「他社の建物ではありますが、同じロイヤルハウスの構法を用いているからこそ、完成見学会にお邪魔させてもらうことが可能です。やはり住宅を見てもらうことで商談が一気に進みます。ロイヤルハウスの簡易積算システムの『RESシステム』にもスピーディーな商談の実現を助けられており、商談の短期化に非常に力になっています」(同氏)
≪ポイント≫
同じネットワークの他社との連携で短期間で軌道に乗せることに成功。

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