カスケホームの屋号で展開する安藤嘉助商店(岡山県倉敷市)は、2012年から新築事業部を立ち上げ、導入1年目5棟、2年目には15棟と受注を伸ばし、今年の新築受注は25棟と好調だ。
集客に差が出るデザイン性が高い住宅
同時に不動産事業も立ち上げ土地探しなどのニーズに応えている。本格的に新築事業を開始するにあたり、2011年に工務店ネットワーク、フォーセンス(東京都品川区)に加盟し、デザイン性に優れた住宅商品での集客が成功している。
「フォーセンスの住宅は、普遍的でシンプルながら、デザイン性に優れているので、お客さんの反応がよく、集客しやいのがメリットです」( 安藤辰社長)
同社では、リクルート雑誌への掲載とHPを活用したメディアミックスによる自社物件のPRを行うほか、完成見学会では、平均30組、多い時で50 組を集客している。集客にあたりデザイン性の高い住宅外観が大きな影響を与えている。また、商談、受注にも、フォーセンスの施工事例集などのツールが役立っている。
「商品だけではなくネットワークに加盟して感じているメリットは、役員会社であるチトセホームさんや、他の加盟店企業と定期的な研修会で成功事例の話が聞け、情報共有できる点です」(同氏)
≪ポイント≫
デザイン性に優れた住宅商品で完成見学会の集客力アップ。

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