アライ(群馬県高崎市)は長期優良住宅化リフォームに注力している。このたび同仕様で改修した戸建て住宅にて現場見学会を開催した。対象となった住宅は前橋市にある築34年の戸建て。「冬場が特に寒い」というオーナーからの依頼を受けて、断熱と耐震性能を高める「長期優良住宅化リフォーム」の基準で改修した。
同社は高断熱高気密の新築住宅をメーンとするが、断熱改修にも積極的に取り組む。断熱を含めたリフォームだけで年商は1億円ある。販促活動の一環として定期的に完成した住宅で現場見学会を行っている。新井政広社長は「断熱リフォームで最も難しいのはその価値を伝えること。なるべく多く内覧会をして体感してもらうことや、部屋の温度差がなくなると健康にも良くなるというお話をしています」と話す。
見学会の際には、地元の上毛新聞で断熱化のメリットを伝える広告を出したりするなどし、今後も情報発信を強化していく。

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