陽だまり工房(岩手県奥州市・高橋一雄社長)は、スマートフォンを中心とした人気SNSサービスLINEスタンプに自社のキャラクターを申請した。

LINEスタンプに申請した"サン太郎"
申請したキャラクターは自社マスコットの「サン太郎」。「陽だまりのある縁側でくつろぐ猫」をイメージした同キャラは7年前に作成している。
今回スタンプ用に新たに40種のパターンを作成。「LINEはリフォームユーザーと同じ層である主婦の利用が多いとのことで、普段のトークから気軽に使っていただけるようなデザインにしました」(菊池大助専務取締役)
今回のLINEスタンプ申請の狙いはウェブ集客の強化だ。同社は昨年7月からフェイスブックを開始。施工事例やリフォームのポイントなどの情報発信を行ってきた。その結果、ネット経由の問い合わせが、月1件から月10件に拡大した。同社の月間受注件数は100件なので、1割にまで増えたことになる。
「ネットからの問い合わせは成約率が8割。当社でリフォームしたい、と本気度の高い方が多く、イベントなどの集客より2割高い傾向があります。そこで今後はウェブによる受注拡大を図っていく計画です。認知度をさらに高めるために、LINEスタンプには期待しています」(菊池専務)
申請が通れば3月から配布を開始する予定。
同社は今期リフォーム売上高を前期から5000万円増の17億円を見込んでいる。

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