リフォームワン(長野県上田市)は「住まいの情報館ショールーム」が好調だ。昨年オープン以降、中型以上の案件の受注が拡大。

古民家風の「住まいの情報館」
ショールームは約100坪の敷地に建てられた古民家風で、主に空間提案の展示を目的に開設。設計事務所と併設したショールームで、新築・古民家再生・住宅リフォーム・ガーデニングなどの施工パネルを展示し、オリジナルキッチンも用意。耐震工法から断熱工法、サッシと外壁・屋根材などのサンプル展示もある。
コーディネートルームでは実際に建材の色合い、質感を体感可能。得意分野である内装リフォームの相談から、IHキッチンでの実演、専門セミナーなどを開催している。
地域での需要を高め会社の認知度を高めることや、イベントを自社で行うことによる経費削減、中型以上の案件拡大で単価アップを狙うなどの目的があり、月平均10組ほどの来店が続いている。
ショールームオープン以降は全社的に20万円ほどの単価アップにつながった。
現在は定期的に行っている収納セミナーや資金計画セミナーなど専門的な内容に的を絞ったセミナーの開催に注力。公共の場を借りて行う「リフォーム市民まつり」とメーカーショールームでの外壁塗装や水まわりに関するセミナーとの3本柱で展開している。
同社の2015年1月期のリフォーム売上高は5億円(前年同期は4億7000万円)、新築事業は5000万円で着地の見通し。主力の外壁塗装事業はさらに力を入れていく。
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