築約70年以上と推定される古民家を改修したサテライトオフィス「飯能BASE」の設計・施工を手掛けたのが、リフォーム会社のホームス空間創建(東京都武蔵野市)だ。埼玉県・名栗川を臨む形で設けられたデッキテラスとツリーデッキ、それらをつなぐ架け橋など、遊び心を盛り込みながら、HEAT20G1グレードを実現した高性能住宅でもある。
築70年超の古民家をサテライトオフィスに
HEAT20G1グレードを実現
築約70年以上と推定される空き家をリノベーションした
眺望重視した設計に
同社は2007年に設立し、リフォーム事業を主に手掛けている。内装、水回りの交換、外装、外構、間取り変更を伴うようなリノベーションなど工事全般に対応している。年間工事件数は60〜70件。プラン力を生かしたリノベーションを得意とする。商圏は本社から車で1時間圏内。2024年8月期の売上高は1億5000万円。
同社は築約70年以上と推定される空き家をリノベーションしたサテライトオフィス「飯能BASE」の設計・施工を手掛けた。延床面積は100平米。
最大の特徴は、名栗川を臨む形で設けられたデッキテラスとツリーデッキ、それらをつなぐ架け橋の存在だ。川に面した2階層の部屋はそのロケーションを最大限に生かすため、窓や外壁を取り払い、半外部空間として大自然に開けたデッキテラスへと生まれ変わらせた。

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