
福井県の北山建設(福井県美浜町)は地域の空き家問題の改善に注力している。同社が空き家対策で行っていることは3つ。「管理」、「オーナーと居住希望者のマッチング」、「改修」をワンストップで提供することで、問題に取り組んでいる。
「解体はもったいない」
同社が空き家管理に乗り出したのは、2008年のことだ。同社には住宅の解体工事の相談が多く寄せられ、実際に工事を行っていた。
「仕事とはいえ、まだ使える建物を壊すことがもったいないと思いました」と北山大志郎社長は振り返る。そこで、空き家管理に乗り出した。具体的に地元から離れたオーナーに代わり、年に何回か見回り報告するサービス。家を住める状態で維持し、将来的に戻れるようにすることがサービスの狙いだ。

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