一般消費者が自分で、手軽に自宅の履歴を閲覧・管理できる時代が来るかも知れない。これ仕掛けるのは、奈良県で新築を中心に10億5000万円を売り上げるSOUSEI(奈良県香芝市)。同社はこのほど、スマートフォンアプリ「knot(ノット)」を開発。家計簿アプリでトップシェアを持つマネーフォワード(東京都港区)とも連携し、今年中には試験的に運用を開始する。
SOUSEIの乃村一政社長(左)と、マネーフォワードの金箱遼副部長(右)
引き渡し後の利用推進
「ノット」の機能は大きく分けると3つ。
まずは「住宅の管理サービス」。打ち合わせ段階で施主にインストールしてもらい、資金計画、各種契約書、図面、打ち合わせ議事録など、アプリ上にアップロード。打ち合わせの労力を削減するとともに、これまで工事中は、現場の最新画像をアップロードすることで、現場に直接行かなくてもその様子を知ることが可能となっている。

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